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スキルアップコラム 2005
こんなことやってました! ORACLE MASTER de Night潜入記
コラム第二回目の今回は、ORACLE MASTERやオラクル技術者、オラクル技術者育成担当の方々を対象とした「ORACLE MASTER de Night」に潜入し、その模様をお伝えいたします。

ORACLE MASTER de Night - 初めてその名称を聞いたとき、正直「ものすごいネーミングだ」と思ってしまいました。「ORACLE MASTERでないと」どうなってしまうのでしょうか…?

 愛・地球博で賑わう名古屋へ

今年は全国5会場で開催された「ORACLE MASTER de Night」。私は愛・地球博で賑わう名古屋へ赴きました。開催当日は曇り空で風も強く、ときおり雨が降るというあいにくの天候でしたが、会場の名古屋クレストンホテルには多くの方々が出席されていました。やはり8対2くらいの割合で男性のほうが多かったように見受けられました。同時開催の「Oracle Technology Seminar」にも数多くの方が来場されていたようでした。

 9i Silverよりも10g Silverのほうが難しい

定刻より若干遅れてORACLE MASTER de Night in 名古屋がスタートしました。最初に、日本オラクル中部・東日本統括本部中部支社シニアマネージャー、亀田弘幸氏より、「技術者のレベルアップの為にも、現在8や9iの資格をお持ちの方は、ぜひ10gに挑戦していただきたい」という発言が。やはり10gのほうが難しいのでしょうか?

続いて、オラクルユニバーシティ担当マネージャー、高橋輝匡氏による「ORACLE MASTER ORACLE Database 10gポイント解説」。高橋氏は9iと10gのORACLE MASTERの各スキルレベル比較を分かりやすく説明してくださいました。その違いは配布資料を見れば一目瞭然。9i Silverを初中級とするならば、10g Silverは中級レベルなのです。つまり、DBの構築だけではなく、バックアップやリカバリなど、通常の運用時に必要となる知識も問われるレベルとなったのです。

「難しい資格ですよ」と説明しただけでは受験者は逃げていってしまいます。一通り資格の説明をした後は、勉強方法の紹介や10gの新機能紹介、Bronze/Silverそれぞれのポイント解説を、練習問題を交えて行いました。

 ORACLE MASTERは「オラクル語」が話せる?

パネルディスカッションでは、パネリストの方々が各社のORACLE MASTER育成方法や、ORACLE MASTER取得によるビジネス効果などを紹介されました。

パネリストの方々は口を揃えて「知識として覚えているだけでは実際の仕事では役に立たない。」とおっしゃっています。そこで、現場の声をトレーニングコースで紹介したり、失敗事例を元にトラブルが起きた原因を探ったりといったことを行っているそうです。

モデレーターより、ORACLE MASTER取得による効果を問われたところ、「オラクル語が話せるようになる」という、興味深い回答が。

ここでいう「オラクル語」とは、Databaseに携わる際に必要となる技術用語のことです。技術用語と意味が確実に理解できていることによって、技術者同士/クライアントと技術者間の意思疎通が迅速になり、プロジェクトが円滑に進行できるというのです。事例を交えての説明には思わず納得してしまいました。

 ORACLE MASTERは技術者の「モノサシ」

パネリストの一人は、「資格を取得しているということは、ある一定の知識・技術を身に付けているという『モノサシ』となる」と発言しました。

最近では案件に「プロジェクトメンバーにORACLE MASTER取得者は○名必須」と明示されることも珍しくありません。これはプロジェクトメンバーのレベル判断(つまりモノサシ)として、資格が使われていることに他なりません。この「モノサシ」は、個人に対してだけではなく、ORACLE MASTERを抱える企業に対しても当てはめられます。

例えば、別のパネリストの会社は以前、年間ORACLE MASTER取得者No.1のアワードを受賞しました。その結果、業界内に「あの会社にはORACLE MASTERがたくさんいる」と認知され、プロジェクトの引き合いが増えたとコメントしています。

最終的には、資格は技術者/企業の技術レベルを判断する際の重要な要素となっている、という認識でパネリスト/モデレーターともに一致し、パネルディスカッションは終了しました。

 オラクル本社最寄りの空港はSQL?

パネルディスカッションの後は、会場を移動して懇親会が催されました。会場ではOracleカルトクイズが実施され、豪華商品をめぐって静かな戦いが繰り広げられました。最初のうちは技術的な問題が多かったため、比較的冷静に回答していた参加者も、技術以外の問題となると、「そんなの分からないよぉ」とつぶやく声も。

中でも圧巻だったのは、サンフランシスコ空港の空港コードは「SFO」、ではオラクル本社最寄りの空港コードはSQLであるという問題です。

○か×か、どちらだと思われますか?
(回答はコラム最後に)

クイズ終了後は会社の枠を越えて、参加者同士情報交換を活発に行っている様子が見受けられました。和やかな雰囲気の中、ORACLE MASTER de Night in 名古屋は終了しました。

 おわりに

数限りなくあるITベンダー系資格のうち、ORACLE MASTERほど「誰でも知っている」資格はないと思います。今日のような認知度の高さを築き上げるために、今までさまざまな試みを行ってきたことは想像に難くありません。

今回参加したORACLE MASTER de Nightは5年以上の歴史があるそうです。東京や大阪といった大都市だけで行わず、全国各地で開催してきたのが効果的だったのでしょう。
今年は今回の名古屋のほか、金沢・広島・沖縄・大阪で開催されました。

イベント開催だけにとどまらず、オラクルはオンラインでの技術診断を無料で実施したり、技術情報サイトOracle Technology Network Japan(OTN Japan)を運営することで技術者への情報提供を積極的に行ったりしています。

ローマは一日にして成らず - 長年の積み重ねが「オラクル信者」を増やしてきたのだとつくづく感じました。

- カルトクイズの答え -
正解は「○」。
San Carlos Airportの空港コードが「SQL」だそうです。偶然の一致なのか、オラクルがあるからなのか、はたして…

鹿倉 一葉
アール・プロメトリック株式会社

※nikkeibp.jp events SPECIALより転載

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