[検索ヘルプ]
   HOME    |    IT系試験    |  語学・留学系試験  | プロフェッショナル系試験 |    国家資格    |  コーポレート情報 

スキルアップコラム

資格試験を受ける
試験をさがす・予約する
テストセンターをさがす
試験情報をみる
法人様用試験サービス
キャリアアップサポート情報
資格試験スクールガイド
スキルアップコラム
IT系イベント&キャンペーン
能力・キャリア開発事例
試験の実施/作成・分析
試験のコンピュータ化
試験のコンサルティング
English
Registration
Testing Center
HOMEスキルアップコラム>バックナンバー
スキルアップコラム 2005
35歳から考えるキャリアデザイン・キャリアプランニング(第3回)
前回のコラムでは、具体的なキャリア・プランニング・プロセスをご紹介しました。自己チェックの目安となる「人生の輪」、お試しになりましたか。(筆者も考えてみましたが、あまりにも凹凸がありすぎて、とてもつつがなく走行できる車輪にはなりませんでした……)。今回は、キャリアデザインを考える上で重要な「人生の棚卸し」や「キャリアの人間ドック」に活用できる自己分析プログラム「R-CAP for Business」とその特徴について触れていきます。

 誰もがオンラインで利用できる「R-CAP for Business」

自宅でも利用できる、オンラインの自己分析プログラム「R-CAP(アールキャップ:RECRUIT Career Assessment Program) for Business」。用途に合わせた7つのプログラムが用意されており、必要に応じてチョイスすることができます。

R-CAP for Business 7つのプログラム

自身のキャリアを考える上で必要な7つの視点 R−CAP指標 指標からわかること
自分らしい働き方のイメージがあるか CIS(キャリア・アイデンティティ・ステータス):キャリアに対するイメージ度 「自分らしい」と思える職業とその領域、働き方をどれくらい具体的にイメージできているかをチェック
仕事の中で何を大切に思い、重視しているか WVI(ワーク・バリュー・インベントリー):仕事に対する満足度 働く上での価値観を確認した上で、充足度と重要度を測る
どのような仕事領域を好むのか CI(コンプレキシティ・インデックス):複雑さに対する嗜好度 「人への関心」「人への影響」「課題解決」「問題分析」領域において、複雑さに対する嗜好度を測定
どのような働き方を志向しているのか CD(キャリア・ディレクション):キャリア指向 どんなタイプの働き方に満足できるか、「経営管理」「専門」「自律」「起業家」、4つの志向から捉える
どのような仕事環境を好むのか GIAL(ジー・アイ・エー・エル):環境適応指標 仕事環境に対する指向度。満足を得られる職場の環境がわかる
価値観・志向を満たす可能性の高いのはどのような仕事か JFI(ジョブ・フィッティング・インデックス):興味・価値観・志向が合致する職業 価値観・興味・志向の傾向を測定し、満足感を得られる可能性が高い職業を提示する
職務を遂行する上での強み・弱み BSI(ビジネス・スキル・インベントリー):職業遂行能力 職務遂行に必要なさまざまなスキルに対し、自分の得手不得手を確認できる

R-CAPの特徴は、さまざまな側面から多角的に自分を分析できる点です。「自分の売りはどこか」「ストレスの要因は」「自分の適正とは」など、チェックしたい内容に応じたセットも用意されています。

さらに、他の自己分析・職業判断プログラムにはないR-CAPのみの特性として、「JFI」の提供があげられます。これは、日本国内の社会人、2万人の興味や価値観、志向を調査した結果、「職種が違えばその仕事に満足感を持って従事する人の価値観や興味が異なる」のが判明したのを利用した職業適合の指標なのです。

具体的には、「自分と同じ価値観や興味を持っている人はどんな仕事に就いて高い満足度を得ているか」を2万人のデータを基に割り出しています。その上で、103もの職種を提示し、自分には何が向いているのか/そうでないかの、「適合度ランキング」が示されます。

現在就いている仕事がランキングの下位だったり、思いつきもしなかった仕事が上位にランクインされていたりすることもあるでしょう。そういう時こそ、現在自分が感じている仕事の意義、興味や生きがいについて考え直すいいチャンスなのかもしれません。また、まったく違うジャンルで縁がないと思っていた職業にも共通点を見いだし、興味を持つことも考えられます。

 充実したキャリアライフを送るための根元とは

R-CAP関連事業をすべて取り仕切る、リクルート・マネージメントソリューションズ ジェネラルマネージャ 松村直樹氏
R-CAPにまつわる業務を担当、企業のキャリア研修にも多く携わるリクルート・マネージメントソリューションズの松村直樹氏によると、R-CAP for Businessは企業研修時によく利用されるとのこと。しかし雇用者がキャリア研修を行う動機が、ここ数年でかなり変化してきているようです。

以前は、あくまでも現在会社でかかえている仕事に対するモチベーションを明確にするために利用されていました。しかし今、「この会社にとどまるか、別の道を選ぶか。あなたの幸せは自分で考えなさい」という雇用側の考え方が増えてきたのです。

例えば、R-CAPの「JFI」で外の世界(別の職種や仕事内容)を具体的にイメージできれば、自分が本当に選択したいものは何かを自分に問い直すことができます。選択肢を与えることで自律的に行動する人材を手元に残したい(=優秀な戦力になりやすい)、という企業側の意図もあるでしょう。

キャリアデザインについて松下氏は、「必ずしも『考えなくてはならない』ものではない」と考えています。実際、キャリア研修でも「意識したこともなかった、職業人生を考えろと言われても困る」という意見が多く聞かれるとのこと。

「しかし、明確にしておいた方がいいものは確実にありますよ。それは、『キャリアについての見通しが必要か否か』ということです」(松村氏)

キャリアについての見通しが必要かもしれないというモヤモヤした気持ちがあるのであれば、それは明確にした方がいい。特に見通しを立てる必要ないと判断したのであれば、「なぜ今は不要だと思うのか」をきちんと考える──。このことが、キャリアをデザインする/しないに拘わらず、数十年続く自分のキャリアを充実させるための「根幹」であると言えそうです。

フリーライター/エディター
野田 幾子

※nikkeibp.jp events SPECIALより転載

スキルアップコラムTOPへ
コピーライト個人情報保護にあたってプライバシーポリシー