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スキルアップコラム 2005
イマドキのキャリアプランニング白書(その1)
社会人としてある程度のキャリアを積み、ルーティンな仕事を難なくこなせるようになってくると、ふと頭をよぎるのが「転職」の二文字。気がつけば、先輩や同僚の何人かは転職して会社にはおらず、また中途採用の同僚も少なくない──といった体験をしている人も多いのではないでしょうか。今回はNikkeiBP Eventsが9月に行った「転職・キャリアプランニングに関する意識調査」の結果を参考にさせていただき、転職のきっかけ、そして実際に転職活動する人/そうでない人の違いなどについて考えてみました。

 今の時代、「転職」は当たり前!?

転職意向
出所:NikkeiBP Events「転職・キャリアプランニングに関する意識調査」
「現在の転職意向者」、つまり「現在、転職を考えている人」と「時々転職を考えることがある人」の割合は、全体の65%。「過去に転職を考えたことがある人」を加えると、なんと92%の人が「転職を一度でも考えたことがある」という結果が出ています。

つまり、最初から相性ぴったりの会社や仕事と出会っている人は希であるということ。逆に言えば、より良い仕事や環境を求めて転職できる今なら、やりたかった仕事や、やりがいのある仕事を得るチャンスが広がっているとも考えられます。

キャリアプランニング
出所:NikkeiBP Events「転職・キャリアプランニングに関する意識調査」
とは言え、転職したいと思っている人がすぐにキャリアアップに向けて動き出している訳ではないようです。「現在、転職を考えている人」でも、実際にキャリアプランニング(今までのキャリアを振り返り、今後の計画を立てること)活動をしている人は、半分よりやや多い程度。「時々転職を考えることがある人」と「過去に転職を考えたことがある人」では、それぞれ4分の1と3分の1の人しか、自分の過去や将来のキャリアプランを考えてはいません。

 「別分野の仕事への興味」も転職の大きなきっかけ!

「現在の転職意向者」の転職理由として興味深いのは、新しい仕事への関心が強く見られることです。「現在、転職を考えている人」の44%、「時々転職を考えることがある人」の42%が、「別分野の仕事に興味を持ったとき」を、「転職を考えるきっかけ」の一つとしていました。

転職を考えるきっかけ
出所:NikkeiBP Events「転職・キャリアプランニングに関する意識調査」

今回のNikkeiBP Eventsの調査では、転職を考えるきっかけとして、仕事内容や給料への不満が上位に来ていました。転職を考えた時期には関係なく、約7割の人たちが「仕事の内容に不満」を理由として回答。「給料が不満だったとき」も、約5割の人が転職へのきっかけになったと回答しています。ただ、転職のきっかけは、仕事内容や給料などへの不満だけではなく「別分野の仕事への興味」や「資格を取得した時」のような各種不満以外の前向きな要因もあることが今回の調査ではっきり出ています。

転職を考えるきっかけ
出所:NikkeiBP Events「転職・キャリアプランニングに関する意識調査」

「資格があるだけで転職できる」と考える人はさすがにほとんどいませんが、「ある程度は有利になる」という考え方は広く浸透しています。職種や業界を絞って転職活動をしている人は、もしかしたら「資格の効き目」をより実感しているのかもしれません。

資格試験の評価
出所:NikkeiBP Events「転職・キャリアプランニングに関する
意識調査」

フリーライター/エディター
野田 幾子

※nikkeibp.jp events SPECIALより転載

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