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トリプル・クラウン 資格取得支援特別セミナー レポート

2005年12月27日にエンジニア育成支援プログラム「トリプル・クラウン」による資格取得支援特別セミナーが開催されました。年の瀬も押し迫った時期にも関わらず、会場には多くの受講者が集まり、熱心にセミナー講師の解説に耳を傾けていました。このセミナーの様子をレポートします。

 トリプル・クラウンとは?

LPI-Japan、サン・マイクロシステムズ、および日本オラクルが共同で実施しているエンジニア育成支援プログラムです。プラットフォームOSにLinux、アプリケーション開発にJava、データベースにOracle、この3つのスキルをきちんと身につけて、キャリアパスを広げようという趣旨のプログラムとなっています。

対象資格として「LPIC Level 1」、「Sun Certified Java Associate」および「ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 10g」の3つの試験取得を支援するためのさまざまなプログラムが提供されます。今回のセミナーもこのトリプル・クラウンの支援プログラムの一環として開催されました。

 Be an ORACLE MASTER 「Get Bronze! 試験対策」
 (日本オラクル)

午前中は日本オラクルによるORACLE MASTER Bronze Oracle Database 10g対策のセミナーが行われました。

ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 10gは、データベース管理者として必要な基礎知識を習得していることを認定する資格として、以下の2つの試験に合格する必要があります。

○Bronze DBA10g
主な出題範囲:Oracle Enterprise Manager 10gを利用したデータベース管理についての技術、また、インストールから環境構築、バックアップ・リカバリ、チューニングまでの基本知識

○Bronze SQL基礎 I
主な出題範囲:SQLを使用したデータ検索や、Oracleを使用したシステムを設計/開発/運用する場合に必要な基礎知識

筆者は元々日本オラクルで仕事をしていたので、Oracleには多少詳しいのですが、知識がOracle8iで止まっているため、Oracle Database 10gの知らない新機能がいくつかありました。基礎レベルの試験とはいえ、なかなか侮れません。業務においてはデータベースの知識は必須となっているだけに、しっかりと押さえておきたい内容です。

 Get SJC-A! Sun認定Javaアソシエイツ ポイント解説
 (サン・マイクロシステムズ)

午後にはサン・マイクロシステムズによるSun Certified Java Associate対策のセミナーが行われました。

Sun Certified Java Associateは、これからJavaプログラマを目指す人や、業務でJavaに関わるプログラマ以外の職種の人も対象にした、Javaに関する幅広い知識を習得していることを認定する資格です。

Java言語のベースとなっているオブジェクト指向の基礎やUML、Java言語に関する基本的な内容が主な出題範囲で、Sun Certified Associate for the Java 2 Platform、Standard Edition, Version 1.0(試験番号310-019)に合格すると、SJC-A を取得することができます。セミナーは試験範囲の説明と例題を組み合わせた解説で進んでいきました。

筆者は今を去ること何年も前にJavaプログラマの端くれでしたが、当時はまだJavaも出てきたばかりの頃。現在のJavaはさまざまな拡張も行われ、クライアント/サーバ、モバイルとさまざまなシチュエーションで使われています。説明や例題も知らないことが多く、これは勉強し直さないといけないなと思うことしきりでした。

 LPIC Level 1ポイント解説講座 (LPI-Japan)

最後にLPI-JapanによるLPIC Level 1対策のセミナーが行われました。

LPIC Level 1は、主にサーバ管理などを行うエンジニアを対象に、Linuxの操作や管理の基礎を習得していることを認定する資格です。101試験と102試験の2つに合格する必要があります。

セミナーは例題の解答に合わせて、実際のLinuxを操作したデモを交えた解説で進んでいきました。

これからLinuxの勉強をする、というぐらいの人の場合、Linuxに触れたことがなかったり、普段はLinuxに触れる必要がないので、ほとんど使っていなかったりという人が多いようです。そのような人には、デモを交えた解説は分かりやすかったのではないでしょうか。

 セミナーを終えて

1つの講演につき1時間と限られた時間でしたが、試験の概要や出題の雰囲気をつかむことができる有意義なセミナーだったのではないでしょうか。会場を見ていると、すべてのセミナーに参加している人、解説に耳を傾けつつ熱心にメモを取る人などが多数見受けられました。

トリプル・クラウン取得に向けて、今後もこういった共同セミナーを開催していく予定だそうです。第2弾として、下記、大阪での開催が決まっています。


トリプル・クラウン presents 資格取得支援特別セミナー 第2弾

日程 2006年 2月 3日(金) 10:00 - 16:00 (受付開始 9:30)
会場 ナンバプレイス nambaPLACE7
大阪市中央区難波4-2-1 難波御堂筋ビルディング 8F
参加費  無料

※上記セミナーは既に終了しました。


トリプル・クラウンをきっかけにして、是非3つの資格試験にチャレンジしてみてください。

宮原 徹(みやはら とおる)
株式会社びぎねっと 代表取締役社長兼CEO
http://begi.net/


<プロフィール>
日本オラクルでフィールドマーケティングに従事していた際にLinuxやオープンソースの魅力と可能性に気づき、普及活動を始める。2001年に、株式会社びぎねっとを設立。技術者教育を中心に精力的に活動している。雑誌、書籍の執筆多数。近刊に『シェルスクリプト ポケットリファレンス bash編』(技術評論社)がある。
※nikkeibp.jp events SPECIALより転載

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