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社内資格制度紹介:
「お好み焼士(おこのみやきし)」マイスター制度 第2回

前回のコラムでは社内資格制度が始まったきっかけなどをご紹介しました。今回は実際に通信教育や試験を受けた人の声や、どうやって社内に浸透していったのかをご紹介します。今後の展開についてもお聞きすることができました。お話は前回同様、オタフクソース総務部、教育グループリーダーの藤野氏です。

社員の口コミで噂が広がる

2006年3月に「オタフク通信教育」制度の最初のテストを行いましたが、実に全社員の約7割が受講してくれました。ある社員に「ちょっと騙されているようだけど、面白く勉強できるから、また申し込むよ」と言われた時はうれししかったです。

 
オタフクソース 総務部
教育グループリーダー藤野氏
 
   

試験や通信教育を受ける社員の中には、パソコンをほとんど使ったことがない人もいましたが、事前に分かりやすいマニュアルを作ったこともあって、問題なく受け入れてもらえました。パソコンを使うということに関しては、不満より逆に、自宅やインターネットカフェでも受講できるIBTならではの利便性をメリットとして挙げる声も多かったです。

「お好み焼士」の試験では100問の四択問題を50分以内に解答します。資格試験のため「大変だった」という意見が多くなると予想していたのですが、いざ実施してみると「面白かった」という声が大半を占めたのには驚きました。

クイズ感覚で試験が行える点に面白みを感じてもらえたのかも知れませんが、目標に向かって勉強をして「達成する喜び」を感じ取ってもらえたのは、運営側としても非常にうれしいことでした。

「お好み焼士」マイスター制度も、「オタフク通信教育」制度も、最初から社員の興味を引いていた訳ではありません。実際に受講した社員を中心に口コミで噂が広がっていき、結果として多くの社員に利用してもらうことができたのです。これは非常に良い傾向だと思います。最初は興味本位で多くの人が受講したが、面白くないのでだんだん受講者が減ってしまった…ということになっては仕方がないからです。

それだけに、試験問題やテキスト作りには気を使いました。例えば、通信教育であれば、必要な知識や技能が楽しみながら身に付くコンテンツを、いかに提供するかが肝心になってくるのでしょう。

 知識不足の状態でも高い効果を発揮

今後の展開としては、IBTを活用した「オタフク通信教育」制度科目数を40以上にすることを目標としています。ビジネスマナーをはじめ、QC(Quality Control)や契約、PL法(製造物責任法)などについても科目として盛り込んでいきたいと考えています。

これまでは食品業界に関係する科目が多かったのですが、これからは企業人として必要な一般的な知識を含めて、社員全員がもっと成長できる科目を増やしていく予定です。知識不足の状態でも試験が実施できて、社員からも好評を得られるIBTは、非常に優れたシステムです。

運営側としても、まだまだ活用できていないIBTの機能があると思うので、今後もっと活用法を勉強していきたいと考えています。さらに社員に面白いものを提供できるように、今後も努力していきます。

 IBTとは?

自分の能力がいつでも測定できる上、結果がすぐに得られるCBT(Computer Based Testing)に、インターネットの利便性を加えたASP(Application Service Provider)サービスが、IBT(Internet Based Testing)です。「テストの作成」、「テストの実施」、「合否判定および通知」、「成績回収」、「結果データの報告」といった、テストに関わる一連の業務を、インターネットを通じて行うことで効率が飛躍的にアップします。

IBTは、社内試験や従業員のスキルチェックなどで、特に高い効果を発揮します。業務や商品についての知識の習得度を測るテストや、昇進・昇格の際のテストなどで活用できます。ラーニングの途中で、それまでの理解度をチェックするテストとしても手軽に利用できます。また、大学や専門学校をはじめ、さまざまな認定資格を取得するためのトレーニングスクールなど、教育機関でのテストに利用することも可能です。IBTの簡便性は、期末試験や模擬試験の実施においても有効です。

その他詳細はこちらをご覧ください。


※nikkeibp.jp events SPECIALより転載

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