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プロマネになりたい人へ
第3回:PMP取得者の声

「プロマネになりたい人へ」最終回は、実際にPMPを取得した人のインタビューです。インタビューに応じてくれたのは、アール・プロメトリック、プロダクト・デベロップメント部門プロダクト・ストラテジー課ディレクターの吉田征洋氏です。

社内講習会をきっかけに取得を目指す

− 吉田さんは、2005年11月にPMPを取得しました。PMP取得のきっかけは何だったのでしょうか。

社内で実施されたプロジェクトマネジメントに関する講習会に参加したことがきっかけになり、PMPの取得を考え始めました。それまでは漠然と『難しそうな資格』と思っていたのですが、講習会を聞くことによって、頑張れば自分でも取得できるかもしれないと考えるようになりました。

短期間に集中して勉強するのが合格への近道

− 通常の業務のほかに勉強のための時間を作るのは、なかなか大変なことです。吉田さんにはどのような苦労があったのでしょうか。

まずはトレーニングコースを受講し、PMP教科書およびPMBOKガイドの通読を行いました。また、PMP教科書付属の練習問題ソフトを繰り返し実施し勉強しましたが、仕事との兼ね合いで勉強時間をなかなか作ることができませんでした。その結果、勉強開始から受験までにかなりの期間が空いてしまい、当初の受験では不合格となってしまいました。

− 吉田さんの場合、勉強し始めてから受験までに時間がかかったため、途中で問題内容が改訂になってしまいました。そのため、初期に覚えた試験対策の傾向が変わってしまいました。

その結果、再度最新版のテキストを購入して勉強をする必要があったので、最終的にPMPを取得するまでには1年を要してしまいました。やはり一番苦労したのは、途中での問題内容改訂でした。仕事をしている中で勉強に時間をさくことは難しいと思いますが、最新版のテキスト・練習問題を活用し、短期間に集中して勉強した後、即座に受験することが合格への近道だと思います。

− やはり、「短期集中」が合格の鍵なのですね。

資格を取得することにより、自分の知識に幅ができる

− 資格取得がプロジェクトマネジメントのゴールではありません。PMP取得のための勉強は、実際の業務に活かされているのでしょうか。

PMP資格証明書 : 合格後6〜8週間をめどに
PMI本部から郵送される

PMBOKガイドで提唱されている9つの知識エリアは、プロジェクトに必要な知識を広範囲にカバーしており、体系的に覚えることで、今まで断片的にしか知らなかったことや、EVM(アーンド・バリュー・マネジメント)など、新たに学べたコンセプトも多くありました。したがって、実務におけるプロジェクト管理でも、自身の知識に幅ができたと感じています。

現状プロジェクトに携わる際にも、その都度PMBOKガイドを辞書のように活用し続けており、資格取得の際に勉強した内容が、実務に結びつきやすい資格であるとも思います。顧客との間で遂行するプロジェクトにおいても、PMPやプロジェクトマネジメントの知識を求められるケースが増えており、以前よりもPMBOKガイドのコンセプトが、より市場に浸透してきていると肌で感じています。

PMPは海外でも通用する資格ということもあり、国外の人とプロジェクトを実施する場合においても、プロジェクトマネジメントやPMBOKガイドという共通言語で仕事を進められました。その結果、円滑なコミュニケーションが図れたのです。

− 資格の利点を挙げるとよく出てくる「共通の言語で会話ができる」という点は、国内だけではなく、国外の人とやり取りをする場合にも有効なのですね。

これからPMP取得を目指す人へのメッセージ

− 最後に、これからPMP取得を目指す人へのメッセージをお願いいたします。

PMPやPMBOKガイドの内容は、純粋にプロジェクトを管理する立場の人のためだけでなく、会社の中で日々発生するすべての仕事や、ミニプロジェクトにも適用が可能な、非常に適用範囲の広い知識・資格だと思います。そのため、メンバーとしてプロジェクトに関わっている人や、プロジェクト管理が主な仕事ではないエンジニアや営業の人も、ぜひ資格の取得を検討されてみてはいかがでしょうか。

以上で「プロマネになりたい人へ」の連載は終了します。この連載を通して、少しでも多くの人がPMP取得に興味を持ってくだされば幸いです。次回からは、「情報セキュリティ」についての連載が始まります。このトピックも皆様の興味が高いものだと思いますので、どうぞお楽しみに。

アール・プロメトリック株式会社
鹿倉一葉(しかくらかずは)

※nikkeibp.jp events SPECIALより転載

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