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資格別ネットワーク技術者の給与事情 2006-2007年版(米国編)

今回、TCPmag.com が実施したシスコ技術者認定の資格別平均給与等の2006-2007年版サーベイ結果をご紹介します。
日本のネットワークエンジニアの皆様、アメリカの現状と比較してみてはいかがでしょうか?

資格別平均給与

TCPmag.com が2001年より実施している、資格別ネットワーク技術者の給与サーベイ2006-2007年版が発表されました。図1にあるように、CCNAは60,000ドルから76,500ドルへと27%の増加、CCIEも102,000ドルから116,905ドルへ14%の増加となっており、2004年と比較して下位資格も上位資格も大幅なアップとなっています。

図1:所有資格ごとの平均基本給

ここ数年、シスコは下位〜中位資格試験に実践的な内容を盛り込み、資格自体の価値向上を図ってきました。その結果がCCNAなどの資格取得者の市場価値を、ここまで高めたと言えます。CCNAやCCIEだけではなく、CCNP取得者の給与も31%アップとなりました。また、今回から追加されたCCSP(Cisco Certified Security Professional)が約94,000ドル、スペシャリストも87,000ドルと高い水準を示しています。

その他の要素−経験も大切、複数資格の所有も影響

高い給与をもらうために大切なのは資格の取得だけではありません。図2をみると、5年を境に年収は大きく異なっています。

図2:経験年数ごとの平均基本給

図3は、経験年数と所有資格による平均給与です。これをみると、同じ資格取得者でも経験によって給与が異なることが見て取れます。これ以外にも、職位、企業環境、地域などの要素が影響しています。
また、CCNA取得者の平均給与は76,500ドルですが、CCNAだけしかもっていない技術者の平均給与は68,332ドルでした。これは下位資格のみを取得しているエンジニアの、平均的な給与水準です。つまり単一の資格ではなく、シスコの他資格または他のIT資格を複数併せ持つことも、給与アップの要因のひとつであると言えるでしょう。

図3:経験年数および所有資格ごとの平均基本給
注:表中の * 印は、今回のサーベイ回答者の半数以上が、10年以上の業界経験を持つ人であったため経験年数の少ない回答者の結果が統計的に有意ではないため、記載していないことを意味します。

個人の動機、企業の動機

  図4:一番最近取得したシスコ認定試験の受験動機は?

給与のアップだけのために資格を取得するのでしょうか?
サーベイの結果、1番多い回答は、「個人の目標達成」で全体の約3割でした。これは、企業側が従業員の資格取得に積極的であるという現状を踏まえると、理解できる割合です。

2004年のサーベイでは、資格取得のためのトレーニングや受験料を企業が負担した割合は42%でしたが、今回は60.3%に上昇しています。企業が何割かを負担したケースまで含めると、全体の約7割の企業が資格取得へのサポートをしていることになります。

 

図5:資格取得のためのトレーニングや受験料は誰の負担?

ネットワークエンジニアの皆様、この結果はいかかでしたか。日本とアメリカという違いはありますが、資格を持っている方、またこれから取得予定の方にとって興味を引かれる内容ではないでしょうか。

なお、このサーベイの詳細は http://certcities.comよりご覧いただけます。



※TCPmag.com 実施の「2006-2007 TCPmag.com Internetworking Salary Survey」より抜粋

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