今日の理想的なITエンジニアは、ハードコアなテクニカルスキルを持っているだけでなく、ビジネスの分析やプロジェクトマネジメント等のビジネススキルを持ち、ビジネスの全体像を理解できるというITプロフェッショナルです。世界的なIT関連のリサーチ企業であるGartner, Inc.の調査によると、2010年までにITエンジニアの10人に6人が、よりビジネス的な役割を担うようになると予測しています。純粋なエンジニアの採用が無くなるわけではありませんが、ネットワーク、プログラミング、データベースなどの特定テクノロジーに加えて、それ以外の知識とスキルを持つITプロフェッショナルのニーズが高まっており、2007年も、よりバランスの取れたITプロフェッショナルが求められています。
優秀なプロジェクトマネージャーのニーズはここ数年間高い状態が続いていますが、最近になりビジネスアナリストのニーズが急騰しています。ビジネスアナリストの役割は、ビジネス担当者とシステム担当者間の調整役として、ビジネス上のニーズや問題の理解、分析、ビジネス・モデルの作成、要件定義の作成などを行うことです。また、ビジネスアナリストは、ITシステム能力、ビジネスプロセス、モデリング、プロジェクトマネジメントのスキルも持ち合わせていることが望まれます。さらに、ビジネス要件、機能的・非機能的要件の定義を行うという役割を、システム開発ライフサイクル(SDLC)においても担うことになります。ビジネスアナリストになるには、さまざまな道がありますが、プログラミングやネットワークエンジニアとしての経験があることが望まれます。
企業のビジネス戦略とITシステムとのギャップを埋められる、ITプロフェッショナルの市場におけるニーズは非常に高く、コミュニケーション能力、交渉力、予算編成能力、リーダーシップ等の対人関係能力やソフトスキルの高いITプロフェッショナルが求められています。
つまり、ビジネススキルとコミュニケーションスキルをあわせ持つITプロフェッショナルになれば、引く手あまたと言えるでしょう。
※certmag.comより抜粋("Hot Jobs & Skills for 2007" written by Matt McGrath)
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