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アメリカ版〜「私生活と仕事のバランス」がとれるITキャリアは何?

トム・ソーヤの冒険で有名なマーク・トウェインは、「自分にとって仕事は遊びだったから、これまで仕事をやってきた」と述べています。これは息の長い仕事をするには重要なポイントです。マーク・トウェインは金銭問題も抱えていましたが、1910年に亡くなるまで、楽しい人生を過ごしたのではないでしょうか。

しかし、マーク・トウェインが生きた時代はタイプライターの時代で、EメールやVPN、PDAは存在しませんでしたし、ラップトップを手に、ホットスポットのあるスターバックスでラテを飲むなんてこともありませんでした。

今は違います。世界経済の原動力であるテクノロジーは、我々の仕事と生活の境目を不透明にしています。 もし、最後に家族の顔を見たのがお正月だったり、誕生日だったり、(忘れていた)記念日だったりするならば、今のキャリアを見直すのも手かもしれません。

職種別・私生活と仕事のバランス

ITキャリアの中には、私生活と仕事のバランスが取りやすい仕事もあるようです。以下の9つの職種を例に、私生活と仕事のバランスがどうであるかを見てみましょう。

トレーナー

外交的で、教えたり学んだりするのが好きな人には向いている仕事です。 講座のスケジュールは事前に決定しているので、夜間や週末の授業さえ入らなければ、私生活を犠牲にする確率もかなり低いですし、私生活の予定も立てやすいので、かなりバランスの取れた生活が送れるでしょう。

ヘルプデスク(スタッフ)

本質的にヘルプデスクの仕事は大変です。 不機嫌なコンピュータにさらされると人も不機嫌になります。かかってくる電話は文句ばかり。しかし、電話応対のようなサポートスタッフは、時間的には9時から17時、16時から0時というように、シフトであっても就業時間は予めわかっており、仕事を家に持ち帰る必要も絶対にありません。

ヘルプデスク(マネージャー)

マネージャーレベルは、スタッフよりは残業があったり、仕事を家に持ち帰ったりすることがあるかもしれませんが、シフト勤務ではなく、より柔軟な就業時間で働くことができます。

ネットワーク管理者/シスアド/SE

私生活と仕事のバランス的には、かなり難しい仕事です。 ネットワーク管理者やシステムエンジニアは、ランク的には自分の手を使って作業するレベルでもあり、責任を持たされているレベルでもあるため、何か問題があると遅くまで残業することを強いられます。加えて、サーバーやネットワークに問題が起こらない日のほうが少ないのが問題です。

フィールドサービス/フィールドオペレーション

フィールドサービスは、出張が多い職種です(日本はそうでもないですが、アメリカは土地が広いので広範囲をカバーするためと思われます)。出張ほど私生活を損なうものはありません。おまけに、交通渋滞などのストレス要因も高いでしょう。

Webデザイナー

正社員のWebデザイナーならば、締め切り前以外は、そこそこの労働時間で済んでいることが多いですが、Webの完成間近になると、最終調整などで徹夜となることも少なくありません。

ソフトウェアエンジニア

「徹夜」=「イノベーション」という構造は、ビル・ゲイツが初期のマイクロソフト時代につくりあげたものであり、彼のせいで多くのプログラマー達が徹夜をしてきたといっても過言ではありません。特に締め切り間際には。 中には夜中に働くのが好きというエンジニアもいるとは思いますが・・・。そんな人にはお勧めの仕事です。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーも締め切りが近づくと、早朝から深夜まで働くことが多くなる職種です。 プロジェクトマネージャーは、ある意味時間管理の達人なので、よっぽどの極限状態で無い限り、私生活と仕事のバランスをきちんととれるタイプなのではないでしょうか。

ITキャリアも職種によっては私生活と仕事のバランスがとりやすいものもあります。しかし、どんな仕事でも自己管理が大切であるという単純な真実に辿りつきます。ITの仕事は、問題解決能力などの知能を持つ人々を惹きつける傾向にあります。したがって、その気になれば、仕事と私生活、キャリアと家庭の間に横たわる「綱渡りの綱」は、思ったより細くないことを見出すことができるはずです。

どうすればバランスが取れるか?

私生活と仕事のバランスの取り方がよくわからないという人には、以下の方法を試すことをお勧めします。

1. 「NO」と言えるようになる

多くの人が仕事にコミットし過ぎるために、働き過ぎてしまうことは単純な真実です。その理由が、上司に嫌われることが嫌だからなのか、辞めさせられることが怖いからなのか、家に帰るのが寂しいからなのかは、その人によるでしょう。理由はともあれ、「NO」という言葉は想像以上に強力な働きをすることがあります。

2. 沢山のハイテク機器を持たない

携帯電話2つ、ポケベル1つ、ラップトップ1台を持ち歩いている人を見たら、一目散に逃げるか、自分の人生を見つめ直すことをお勧めします。ハイテク機器によって仕事に鎖でつながれていないでしょうか? 浜辺を散歩しているときにもEメールをチェックする必要はあるのでしょうか? 携帯電話の電源を切ることは罪なのでしょうか?

3. 無秩序さをなくす

受信トレイにEメールが何通あるのか知っているでしょうか? 机上の書類は何センチの高さに積み上げられているかわかっているでしょうか? 毎日何らかのEメールや机上の書類を探したり、昨日と同じようなタスクリストを書いたりするのに、1日5分を費やすとすると、1年間で30時間の無駄な時間を消費することになります。 30時間は、大体1週間の労働時間です。

certmag.comより抜粋("Equilibrium: Best IT Careers for Work-Life Balance" written by David Garrett)


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