Windows Server 2008の新機能、特長は数多くありますが、主として次の4つに代表されます。
1.「かゆい所に手が届く」Web向け機能の強化 Windows Server 2008に搭載されるインターネット インフォメーション サービス (IIS) 7.0は、将来のWeb環境をも見通した、柔軟性の高いソフトウェアです。
モジュール化された新しいアーキテクチャの採用による運用管理性の向上、タスク重視で操作性が向上したIISマネージャの搭載、障害発生時のダウンタイムを最小限にする自動障害追跡機能など、「かゆい所に手が届く」機能強化が満載です。
2.仮想化テクノロジの搭載によるインフラストラクチャの最適化、コストの軽減
企業環境で運用管理される物理的なサーバーの台数は、年々増加しているといいます。部門ごと、部署ごとなどでサーバーが導入されることでビジネスニーズを満たす細やかな環境が用意できる反面、運用管理、相互連携のためのコストは肥大化してしまいます。Windows Server 2008に実装される仮想化テクノロジによって、テストや管理環境の統合、既存環境との相互運用などが実現でき、インフラストラクチャの最適化、コストの軽減が図られます。
3.Windows Serverで最も高い強固なセキュリティ
Windows Server 2008は、これまでのWindows Serverで最も高いセキュリティが確保されたサーバーOSです。
たとえばネットワークアクセス保護(NAP)では、Windows Server 2008やクライアントPC、デバイス用に提供されるコンポーネントとAPIのセットによって、事前定義されたセキュリティポリシーに合致しない接続から、自動的にネットワークを保護します。仮にポリシー非準拠のアクセスがあった場合には、「ポリシーの検証」→「アクセスの制限」→「自動修復」を行い、ネットワークを安全に保護します。またネットワーク接続中のPCやデバイスに対しては、ポリシーに準拠しているかどうかの継続的な検証を行います。
4.ビジネスを構築する堅牢な基盤
Windows PowerShellやWindows Server Coreといった新機能も、開発途中から多くの注目を集めてきました。コマンドラインシェルであるPowerShellは、たとえば「外部ハードディスク全体を調べ、XX月XX日以降に追加されたXXという拡張子を持つファイルすべてを、デスクトップのXXというフォルダにコピーする」といった複雑なコマンドまでも1行で入力できる、強力で拡張性の高い新ツールです。また、一切のGUI要素を排したキャラクタベースのWindows Server Coreを導入することで、たとえばDHCPサーバーなどの用途が特化されたサーバーの管理運用に、不要な労力を割かずに済むようにもなります。
こうしたWindows Server 2008の新機能詳細についてさらに詳しくお知りになりたい方は、米国マイクロソフトのWindows Server開発チームが執筆した、マイクロソフトプレス『Windows Server 2008テクノロジ入門』をご参照ください。 |