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人材紹介会社社長のLisa Spiethによると、現在のIT市場では、MCSE(マイクロソフト認定システム エンジニア)、PMP(プロジェクト マネジメント プロフェッショナル)、MCDBA(マイクロソフト認定データベース アドミニストレータ)、CCNA(シスコネットワーク アソシエイト認定資格)、CISSP(Certified Information Systems Security Professional)、そしてSUNのJava認定資格の需要が高く、募集している業務分野における資格を最低1つはもっている候補者が高く評価されているようです。
Lisa Spiethはまた、保有資格と経験のバランスが大切であると強調しています。「上級資格を保有している人材のニーズが、これまでになく高まっています。企業側は上級資格保持者のもつ高い専門知識と上級資格取得に費やした熱心さを評価しているのでしょう。ただ、その資格に見合うだけの経験がない場合は、まったく価値がないとみなされてしまいます。」
簡単な参照用に、各資格の概要、取得ステップ、取得後に期待されるポジション等を説明します。どの資格を取得するかを決めるために、業界のニーズだけを参考にするのではなく、自分の求めているキャリアパスに合っているかなどを参考に決めるべきであることを忘れないでください。
MCSE
MCSEはマイクロソフトの最も重要な資格とみなされており、長年にわたり強いブランド力と高い需要を維持しています。IT産業以外でも広く認識されている数少ない資格のひとつで、市場においても最も需要のある資格です。
MCSEはWindowsサーバーの設計、実装、サポートに焦点を当てている資格です。大抵の人々はMCSE 取得までに1〜2年かかっているようです。資格試験の構造がモジュール形式であるため、設計のような高度なスキルに挑戦する前段階で、基本的なレベルの資格を取得できるような仕組みになっています。
MCSE取得者は、ネットワークの管理、保守、構築といった様々なポジションに適したスキルを有することになります。一般的に、管理から構築までのステップには、設計や計画といったより洗練されたスキルが求められます。
PMP
PMPは純粋なIT資格ではありませんが、チームリーダーやマネジメント的役割を担うITプロフェッショナルにとって重要な資格となっています。多くの企業がプロジェクトのスコープを理解し、必要なリソースを必要なタイミングで投入することのできるITプロフェッショナルを求めています。通常、プロジェクトマネージャーは、システム開発、実装、統合などのプロジェクトに参画することになります。
PMP取得者の需要が最も高いのが、アプリケーション開発です。市場はリリース日が常に延期することに対して以前ほど寛容ではなくなっています。予定された日程や費用を遵守するには、プロジェクトの計画、管理などPMPの試験で測定するスキルを発揮することが必要になるのです。
これまでの経験によりますが、PMP取得者の就労機会は非常に多く、特に需要の高い他資格と組み合わせると向かうところ敵なしでしょう。MCSEとPMPの両方を持っているITプロフェッショナルは、実装や移行のプロジェクト管理を任せられるでしょう。Sunの資格と併せ持っていれば、開発チームの責任者となる可能性が高くなります。PMPを取得することで、リーダーシップを必要とする職務につけるようになるということではありません(受験の条件にリーダーシップ経験が含まれています)。PMPを取得することで、リーダーシップや管理能力の基盤を更に強固なものにでき、出世の階段を上がる大きな一助となります。
MCDBA
MCDBAは、Microsoft SQL Serverに関するデータベースの上級資格です。この資格のニーズは主にデータベースのソリューションへの高まる需要とMicrosoft SQL Serverのマーケットシェアの拡大に起因しています。2006年のサーベイ* によると、Microsoft SQL ServerはWindowsのリレーショナルデータベースマネジメントシステム(RDBMS)市場において、46.8%のマーケットシェアを保有していました。マイクロソフトのデータベースはアプリケーションのバックエンドとして、またSystems Management Server (SMS)、SharePoint、Microsoft Operations Manager (MOM)等のアプリケーションに部分的に集積されたことで、小規模な企業においてはより一般的になりつつあります。
MCDBA取得者は、過去の経験にもよりますが、データベースアナリストまたは管理者としての就業機会を得るでしょう。一般的にデータベースに関するポジションは、データベースのセキュリティ、統合、バックアップ等に注意を払いつつ、データベースの導入、管理を行うことになります。就職活動の際には、「SQL Server 2005」など経験を持つデータベースの種類を明記することが望ましいといえます。MCITPを保有しているエンジニアも、MCDBAを募集しているポジションに応募することをお勧めします。その際に、ポジションに対するMCITPの重要性と関連性をカバーレターで説明すると良いでしょう。
*The 2006 Gartner RAS Core Research Note
CCNA
マイクロソフトがOS市場におけるリーディングカンパニーであるように、IPやテレコミュニケーション機器においてはシスコの右に出る企業はいません。シスコの認定技術者への需要は、業界最大手というシスコの地位に大きく影響されています。
CCNAはシスコの初級資格であり、需要も最も高くなっています。ネットワークインフラ機器を選ぶ際に、最初に思いつくのはシスコ製品であり、また最も普及しているものも同様です。よって、これらの製品を管理できる技術者の需要は常に高くなっています。
CISSP
CISSPはセキュリティ業界において価値の高い資格として広く知られています。企業のセキュリティに対する関心やセキュリティの専門家の需要は急激に増加しており、政府や法執行機関では多くのCISSP保持者を雇用しています。また、民間企業のIT部門やポリシーに関わる部門でも必要とされています。
CISSP取得者は、情報セキュリティスペシャリスト、情報保証エンジニア、電子情報の科学捜査官、テクニカルセキュリティエンジニアなどの職務につくことが可能です。CISSP取得者は、組織のセキュリティインフラの設計と管理に登用されることが多くなります。
Sun 認定資格
上記の資格以外で需要が伸びているのが、Javaの需要です。IT業界におけるJava 2 Platform Enterprise Edition (J2EE) の経験者の需要は非常に高くなっています。募集をしている企業がSun認定資格を応募資格として明示しているケースは多くはありませんが、SunのJava認定資格を持っていることで、Javaに対する関心と意欲を表明することが可能になります。
Sunの認定資格を順次取得していくことで、アプリケーション開発およびエンタープライズアーキテクチャーにおける広範囲な経験とより深い理解を習得することが可能になります。
Javaの世界は、ソフトウェア開発、プログラミング、システム分析、ソフトウェアエンジニアリング、アーキテクチャといった、多様なキャリアの機会を提供してくれます。SunのJava認定資格を取得することで、働き甲斐のあるポジションを手に入れるための第一歩を踏み出すことや、現在のポジションからのステップアップをはかることができるでしょう。
certmag.comより抜粋("Up-to-Date: Earning the Certs the Market Demands" written by Eric Vanderburg)
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