国際的な資格でキャリアアップを図ろう

2009年06月18日掲載

厳しい雇用状況の中、自分の価値を高めるために資格取得を目指す方も多いと思います。
今回は、ソフトウエア設計に欠かせない技術を認定する資格「UMTPモデリング技能認定試験」をご紹介します。

1. UMTPモデリング技能認定試験とはどんな認定試験?

建物を建設するには顧客や設計者、施工者が共通に理解できる設計図が必要なように、ソフトウエアの開発にも現実世界の特徴を抽出したもの(モデル)が必要です。モデリングは、対象の構造や仕組み・振る舞いを理解し、説明し、議論するためのモデルを作ることです。UML(Unified Modeling Language)モデリングは、UMLという世界共通のソフトウエア設計図の書き方を使ってモデルを表現していきます。

UMTPのUMLモデリング技術者認定試験は、何を問う試験なのでしょうか?
UMLの知識があればいい?
UMLの図が書ければいい?
そうではありません。UMLを使って実体をモデリングする能力を問う認定試験です。実体を抽象化する能力、対象や対象間の関連を把握・整理する能力などが問われます。L1試験は入門的なレベルですが、L3レベルはその実務的な能力・技術が問われます。

2. 中国ソフトウエア産業協会がUMTPの認定試験を中国で実施

中国ソフトウエア産業協会(CSIA)は、日本のITベンダーが加盟する(社)情報サービス産業協会にあたる組織で、中国のソフトウエア企業をメンバーとしています。

UMTPは、既に中国でパートナーを通じて、北京、上海、大連、杭州などで認定試験を実施してきましたが、今度新たにCSIAがパートナーに加わります。 CSIAは、UMTPのUMLモデリング技能認定試験を高く評価し、協会を通じて中国全土で認定試験を展開する予定です。

3. モデリング技術でキャリアアップ

UMLモデリング技能認定試験は今後、ベトナム、インドでも開始される予定になっており、UMTPの認定試験は、国際的な資格になりつつあります。海外では日本と同じ試験問題が中国語、英語で実施され、どの言語で合格しても同じ認定資格となり、UMTP Modelerや認定ロゴは、国際的に共通のものとなります。

中国やベトナムから優秀な技術者の売り込みやオフショア開発は増加しています。皆さんは、これからスキルの面で国際的な競争の場に突入することになります。

また、現在の厳しい経済状況で、雇用や転職も非常に厳しい状況です。そのような中で、みなさんが自分のキャリアアップを図っていくには、いち早く世界で通用するモデリング能力を身につけることです。モデリング技術は、ソフトウエアを設計する上で欠かせない技術です。モデリング技術でキャリアアップを図りましょう。

UMLモデリング技能認定試験 概要

  • 試験名:UMLモデリング技能認定試験 L1、L2、L3
  • 対象者:UMLのモデリングに関する知識を持つ。(詳細はレベルにより異なる。)
  • 試験形式:コンピュータを利用したテスト
  • 所要時間:60〜120分(レベルにより異なる。)
  • 受験料金:15,750円(税込)
  • 主催:特定非営利活動法人UMLモデリング推進協議会
  • 試験会場:全国にあるプロメトリックの試験会場(テストセンター)

UMLモデリング技能認定試験のセミナー・イベント情報は以下のURLに情報更新されますのでご覧ください。
http://www.umtp-japan.org/modules/activity2/

特定非営利活動法人UMLモデリング推進協議会 事務局

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