2006年3月に「オタフク通信教育」制度の最初のテストを行いましたが、実に全社員の約7割が受講してくれました。ある社員に「ちょっと騙されているようだけど、面白く勉強できるから、また申し込むよ」 といわれたときは嬉しかったですね。
試験や通信教育を受ける社員の中には、パソコンをほとんど使った事がない人もいましたが、事前に分かりやすいマニュアルを作ったこともあって、問題なく受け入れてもらえました。パソコンを使うという事に関しては、不満より逆に、自宅やインターネットカフェでも受講できる IBTならではの利便性をメリットとして挙げる声も多かったです。
「お好み焼士」の試験では100問の四択問題を、50分以内に解答します。資格試験の為「大変だった」という意見が多くなると予想していたのですが、いざ実施してみると「面白かった」という声が大半を占めたのには驚きました。クイズ感覚で試験が行える点に面白みを感じてもらえたのかも知れませんが、目標に向かって勉強をして「達成する喜び」を感じ取ってもらえたのは、運営側としても非常に嬉しい事でした。
ただ、「お好み焼士」マイスター制度も「オタフク通信教育」制度も、最初から社員の興味を引いていたわけではありません。実際に受講した社員を中心に口コミで噂が広がっていき、結果として多くの社員に利用してもらうことが出来たのです。これは非常に良い傾向だと思います。最初は興味本位で多くの人が受講したが、面白くないのでだんだん受講者が減ってしまった…という事になっては仕方がないからです。それだけに、試験問題やテキスト作りには気を使っています。たとえば通信教育であれば、必要な知識や技能が楽しみながら身につくコンテンツを、いかに提供するかが肝心になってくるのでしょう。