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HOMEコーポレート情報IBTIBT導入事例>Case01
 

当社の社員はイベントや展示会等で、お客様に「お好み焼」を提供したり、焼き方を指導させていただいたりする機会が多いのですが、これまで客観的にスキルを示す「ものさし」がなかったので、社内で「お好み焼」に関する資格制度が求められていました。そこで社内資格「お好み焼士」マイスター制度を展開して、社員のスキルの認定やレベルアップに取り組んだのです。


オタフクソース株式会社
総務部 教育グループリーダー
藤野 亮 様

このような資格を認定する試験や社内教育の必要性は、以前から感じていました。しかし当社の事業所は、北は札幌から南は鹿児島まで全国に点在しており、集合教育の実現は時間的にもコスト的にも困難な状況でした。さらに試験は営業部門だけではなく、製造部門や管理部門など、全社員を対象としていましたので、決まった時間に拘束するには、全社員に休日出勤してもらい教育するしか方法がなかったのです。それだけに、IBTを導入すれば、さまざまな問題が霧消すると知ったときはまさに目から鱗が落ちました。

プロメトリック社のIBTに出会ったのは、2003年の事でした。あるセミナーに参加した時に、 IBTのご担当者と名刺交換をしたのがきっかけでした。その時まで、 IBTのことは全く知らなかったのですが、「こんなことが出来ると いいなぁ…」と考えていた事が、 ことごとく実現可能だと聞いて興味を持ったのが始まりです。

ITスキルを持たない人でも使いこなせるのか、という心配はありましたが、設定など運用方法が分かりやすかったので、それも杞憂となりました。試験の問題や資格の体系作りには苦労しましたが、システムの導入に関してはスムーズに行えました。もしIBTに出会っていなければ、恐らく「お好み焼士」の資格試験の実施は、まだまだ先送りになっていたのではないでしょうか。

「お好み焼士」マイスター制度と平行して、IBTを利用した「オタフク通信教育」制度もスタートさせました。これは、通信教育とe-Learningを融合させた当社のオリジナル教育で、配付したテキストを見ながら解答するというテスト形式を採用しています。テキストを参照できるので、受講者のほとんどが合格して「単位取得」となります。ただし、解答するためにはテキストを読み込む必要があるので、 結果として知らないうちに知識が身に付くことになりました。

「オタフク通信教育」制度は、「ソース」「酢」「食品衛生」等をテーマとして扱い、現在、12科目で実施しています。このような通信教育制度を実施した背景には、社員の知識共有という狙いがありました。たとえば当社のメインとなる商品に「お好みソース」があります。この商品についてお客様から説明を求められた際、「総務だから材料については分からない」、「製造だから価格は知らない」ではお客様の期待を裏切ることになりす。IBTを使った通信教育で、商品についての知識を全社員で共有できれば、お客様の期待を裏切ることはありません。商品だけはなく、様々な分野でこのような取り組みを行う事で、社内全体のレベルアップに繋がると考えています。

2006年3月に「オタフク通信教育」制度の最初のテストを行いましたが、実に全社員の約7割が受講してくれました。ある社員に「ちょっと騙されているようだけど、面白く勉強できるから、また申し込むよ」 といわれたときは嬉しかったですね。

試験や通信教育を受ける社員の中には、パソコンをほとんど使った事がない人もいましたが、事前に分かりやすいマニュアルを作ったこともあって、問題なく受け入れてもらえました。パソコンを使うという事に関しては、不満より逆に、自宅やインターネットカフェでも受講できる IBTならではの利便性をメリットとして挙げる声も多かったです。

「お好み焼士」の試験では100問の四択問題を、50分以内に解答します。資格試験の為「大変だった」という意見が多くなると予想していたのですが、いざ実施してみると「面白かった」という声が大半を占めたのには驚きました。クイズ感覚で試験が行える点に面白みを感じてもらえたのかも知れませんが、目標に向かって勉強をして「達成する喜び」を感じ取ってもらえたのは、運営側としても非常に嬉しい事でした。

ただ、「お好み焼士」マイスター制度も「オタフク通信教育」制度も、最初から社員の興味を引いていたわけではありません。実際に受講した社員を中心に口コミで噂が広がっていき、結果として多くの社員に利用してもらうことが出来たのです。これは非常に良い傾向だと思います。最初は興味本位で多くの人が受講したが、面白くないのでだんだん受講者が減ってしまった…という事になっては仕方がないからです。それだけに、試験問題やテキスト作りには気を使っています。たとえば通信教育であれば、必要な知識や技能が楽しみながら身につくコンテンツを、いかに提供するかが肝心になってくるのでしょう。

今後の展開としては、IBTを活用した「オタフク通信教育」制度科目数を40以上にすることを目標としています。ビジネスマナーをはじめ、 QC(Quality Control)や契約、PL法(製造物責任法)などについても科目として盛り込んでいきたいと考えています。これまでは食品業界に関係する科目が多かったのですが、これからは企業人として必要な一般的な知識を含めて、社員全員がもっと成長できる科目を増やしていく予定です。

運営側としても、まだまだ活用できていないIBTの機能があると思うので、今後もっと活用法を勉強していきたいと考えています。 反面、知識不足の状態でも試験が実施出来て、社員からも好評を得られるIBTは、非常に優れたシステムです。さらに社員に面白いものを提供できる様に、今後も努力していきます。

実施項目概要
  • 導入企業名:オタフクソース株式会社
  • 導入システム:IBT
  • 運用開始日:2006年3月1日
  • 対象:入社2年目以降のグループ全社員約460名
  • 資格開始目的:お好み焼に関する知識の社内統一と、普及拡大を図るため
  • 資格名:「お好み焼士(おこのみやきし)」マイスター制度(社内資格)
  • 資格内容:お好み焼の知識や焼き方の習熟度を格付けする。
    インストラクター(初級)/コーディネーター(中級)/マイスター(上級)の3クラス。それぞれ筆記試験と実技テストをクリアした社員に資格を与える。
  • 試験方法:筆記試験(IBT)と実技テスト
この導入事例はPDFファイルでも
ご覧いただけます

CASE01 オタフクソース株式会社様

創業
1922(大正11)年11月
代表者
代表取締役社長 佐々木 茂喜
資本金
1億円
所在地
〒733-8670 広島市西区商工センター7丁目4-27
事業所
北海道から鹿児島まで20事業所
事業内容
ソース、酢、たれ、その他調味料の開発・製造・販売
関連会社
お多福醸造(株)、お多福(株)、お好みフーズ(株)、(株)イシモト食品 、 フードスタッフ(有)、七福(株)、Otafuku Foods,Inc.
URL
http://www.otafuku.co.jp

 
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