CBT会場運営 導入事例

ピーク期の受験需要30万件に対応する高品質な会場運営事例

専任スタッフの常駐によるきめ細かな対応で15年以上に渡って安定した試験運営を実現

背景

ある試験を主催する試験主催者企業様では、CBTを含む複数の運営方法で試験を提供していました。
この試験は年間受験者数が数十万人という大規模試験であることと、特定の受験者層を対象としているため、数カ月間のハイシーズンに受験者が集中することが大きな特徴でした。
短期間に集中する大量の受験需要を効率的に運用するには、CBTによる大規模試験の実績が豊富なパートナーが必要でした。

ソリューション

本試験は試験問題管理、受験者管理および配信システムは試験主催者企業様が保有されていました。
プロメトリックは本試験の特徴を分析し、最適なソリューションを試験主催者企業様と共に検討した結果、プロメトリックの試験会場ネットワークを活用したCBTによる試験配信に加え、CBTの運営に精通した弊社スタッフの常駐による試験主催者企業様との緊密な連携体制の構築を提案しました。

ハイシーズンの大規模需要に対しては、常駐スタッフとプロメトリックの会場担当部門が需要予測に基づいて試験会場の調整を行い、十分な座席数を用意しました。

増員した試験監督員には、本試験専用トレーニングの受講と理解度試験への合格を必須とし、試験主催者企業様の運用ルールを熟知した試験監督員を配置しました。

成果

PBTと比較して運用コストの優位性を持つCBTであっても、特定期間のみ需要が集中するような試験では、試験会場の維持が課題となります。しかし本試験ではプロメトリックの試験会場ネットワークの活用と弊社スタッフの常駐サポートにより、ピーク期の約30万件(月間最大20万件)に達する受験需要にも安定した座席数の確保とコストを抑えた運用を両立しました。
また、プロメトリックに試験運営業務を委託することで、試験主催者企業様が自身の基幹事業に注力できる環境を実現しました。

なお、プロメトリックが2014年に開設した最大座席数229席、CBT専用試験会場としては国内で最大規模となる「御茶ノ水ソラシティ テストセンター」では、ハイシーズンに1日2,000名を超える本試験の受験者を受け入れており、増加する都市部の需要にも万全の態勢で対応しています。

本試験はプロメトリックの緊密なサポート体制によって、15年以上に渡る安定した試験運営を行っており、試験運営のプロフェッショナルとして試験主催者企業様から高い評価をいただいています。

今回の事例での提供サービスのご紹介

  • 専任スタッフの常駐サポート
  • プロメトリック公認試験会場における試験実施
  • 試験主催団体の運用ルールに沿った試験会場運営
  • 特別な配慮を必要とする受験者への対応
  • 提供年数:約15年(提供中)
  • 年間配信数:約50万件
LANGUAGE
  • wovn-lang-name