コラム

社会人が時間とお金をかけて資格を取る意味とは?

2024年01月19日
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社会人になってから資格を取得しようとすると、仕事の合間に勉強時間を確保する必要があります。また、資格によっては講座を受けたり参考書を買ったりする必要がありますし、受験料もかかるため、お金が必要になります。

しかし、多くの社会人が時間とお金を費やしてまで、資格取得を目指しています。その理由は、資格を取得することに大きなメリットがあるからです。今回は社会人が資格取得を目指す意味やメリットについて解説します。

1.資格取得が必須の職業に就くことができる

資格を取得していることが必須の職業があります。有資格者のみが働ける資格は「業務独占資格」と呼ばれ、代表的なところでは医師や弁護士、公認会計士や電気工事士などがあります。

社会人が医師や弁護士の資格を取ることは現実的ではありませんが、働きながら税理士や行政書士などの資格を取る人はいます。宅地建物取引士(宅建)、社会保険労務士、旅行業務取扱管理者も社会人に人気の高い資格です。難易度は高いものが多いですが、専門性の高い職業に就くことができます。

2.専門知識やスキルが身につく

自分の仕事に役立つ資格や興味のある資格を取得する過程で、資格に関する専門知識やスキルを身につけることができます。視野が広がったり、新しい考え方を身につけたりすることもできます。

また、仕事と資格の勉強を両立することで、効率の良い仕事のやり方、時間管理、集中力のアップなど、自己管理のスキルも獲得できるでしょう。

3.信頼度が上がる

資格を取得していることは、一定の知識やスキルを持っていることの証明です。社内の信頼度が上がりますし、取引先や顧客など社外からも評価されるポイントになります。

また、資格を取得するために仕事と勉強を両立したことも、目標を達成する力がある人材として信頼されるようになります。

4.転職や昇進に有利になる

転職を考えたとき、希望の職種に関連する資格を持っているとその分野の専門性とスキルを身につけていることを客観的に証明できるので、大きなアピールポイントになります。仕事をしながら資格を取得したことも、向上心や意欲がある人材だと評価してもらえるでしょう。

社内での人事評価でも、資格を持っていると有利に働くこともあります。また、社内で別の部署に異動したい場合も、資格を取得するとスキルの証明だけでなく、それだけの意欲があることをアピールできます。

5.キャリアアップや独立に役立つ

自分が目指す将来像が明確な場合、目標を達成するために必要な資格を取得することはキャリアアップにつながります。独立開業を目指している場合も、資格があると信頼度が高まります。資格を持つことでネットワークが広がり、仕事や出会いなどの情報を得られやすくなります。

5.成功体験が得られ、自信がつく

資格取得で得られるものは、直接的な仕事へのメリットだけではありません。資格取得に向けて時間とお金を調整し、計画を立て、目標を達成するという成功体験を得ることができます。これにより自己肯定感が高まり、自信がつきます。もちろん、資格取得者であるという自信も持つことができるでしょう。自信を持つことで、積極的に難易度の高いプロジェクトに手を上げたり、顧客へのプレゼンテーションが堂々とできるようになったり、多くのメリットが生まれます。

6.自律的な働き方につながる

資格取得という成功体験を仕事に応用して、働き方も変わってくることが期待できます。自ら課題を発見し、解決する戦略を立て、達成のために必要な要件を洗い出し、マイルストーンを設置するような、自らの意思で考えて仕事を遂行できる人材になることができます。指示を待つのではなく、能動的に動ける自律型の人材は、これからの時代に求められています。

7.人生が豊かになる

資格取得が仕事に直結しなくても、興味のある分野の勉強をすることは、非常に意義のあることです。新たな知識やスキルを学んで発見があることは日々の暮らしに刺激を与えてくれますし、好きなことを追求することはシンプルに楽しく、リフレッシュになります。学びを通じた仲間との出会いも、大切な財産となるでしょう。

仕事ではなく、地域や社会に貢献できることもあります。資格を取得しなければできなかった経験は、人生を豊かにしてくれます。

まとめ

社会人が資格を取得することは、転職や昇進、給与アップにつながるだけでなく、資格取得のプロセスで得るメリットも数多くあります。これから取得する資格を検討する場合は、合否判定までの時間が短く、すぐに転職や昇進に活かすことができるCBT採用の試験をおすすめします。CBTは試験会場が多く、日程も自分の都合に合わせて設定できるので、時間が限られている社会人には適した試験方式です。30年以上にわたって世界中の試験主催者団体の試験配信を安全、確実に行っているプロメトリックのCBTは、厳格性と公平性を重視する資格制度の試験に多く採用されています。仕事に直結する分野、興味のある分野の資格制度を検索してみてください。

また、資格制度を運用したり、これからの設置を考えていたりする主催者の方は、社会人が受験しやすいCBTの採用をご検討ください。社会人が仕事や社会に活かしていく資格にするためには、合否の難易度調整だけではなく、問題作成の方向性や妥当性、公正性も非常に重要です。プロメトリックでは30年以上のCBT運営の知見を活かし、試験開発支援サービスを提供しています。より信頼度の高い公正な試験の構築をご検討の際は、ぜひプロメトリックにご相談ください。

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